安倍元首相は「倒れたのではなく、しゃがみこんでいた」 インドTV局の鮮明な映像

7月3日掲載記事「東京都知事選投開票による安倍元首相没2年『もみ消し』」のうち「安倍晋三元首相が遊説中に銃撃された際、演台の脇に倒れたのではなく、しゃがみこんだ」のをはっきり示す映像が見つかったので当該部分の記事を差替え、インドTV局の映像URLを掲載した。

以下は差替部分

2022年7月8日正午前、安倍元首相は2発目の発砲で演台から一人で降りて、演台の脇にしゃがみこんだ。  当初、SPらは誰一人として安倍警護に動かなかった。その後仰向けになった元首相をクライシスアクターとされる女性が介護しており、その近くにいた男性のズボン後ろポケットには短銃らしき形状のものが見て取れた。これに関連する書き込み、映像は一日以内にほとんど消されてしまった。演台にいて右首付け根から入った銃弾で心臓を撃ち抜かれたのなら元首相はその場でもんどりうって倒れこんだはずだ。

最大の問題はしゃがみこんだ元首相が仰向けになって介護されるまでに何が起きたかが不明なことだ。関連する映像はまったく見当たらなかった。大半のSPが山上被告の身柄拘束に向かい、聴衆の眼がそれに集中する中、背広姿の若い屈強そうな男性二人が傷を負って?しゃがみこんでいる元首相の方に向かうのが確認できる。SPを装ったような男性二人は元首相に対して何をしたのか。クライシスアクターとされた女性が元首相を心臓マッサージする(ふりをする)前に誰かが首元から消音銃で心臓めがけて引き金を引いたとみるのが最も納得できる。遠距離からでは熟練のスナイパーであっても、奈良県立医大の救命医が証言したように右首元から入った銃弾が心臓の壁を破損させることは至難の業である。

 安倍元首相が演台の脇で「倒れたのではなくしゃがみこんだのを証明する映像

Video: Moment When Japan Ex PM Shinzo Abe Was Shot On Stage (ndtv.com)

朝日新聞は記事「2発目の銃声、その場に倒れ込んだ安倍氏 目撃者が語った瞬間」で「男が少し下がって2発目を撃つと、安倍氏は力をなくしたようにその場に倒れ込んだという」と報じている。映像を無視し目撃者のあいまいな証言をそのまま引用して「その場に倒れこんだ」と誤報した。