腰が引け、米大使と松野官房長官との密談追及せず これは報道と言えない! 短信2

またまた「エマニュエルさんの楽しい鉄道の旅」の紹介記事である。昨日、本ブログは「問題は、16日の安全保障3文書閣議決定の翌日にエマニュエル米大使が松野官房長官と会ったことだ。電車に乗る前、車中、降車後に二人だけで何を話したのか。」と書いた。下の共同記事には問題意識のかけらもない。

せめて日本の軍事大転換となった3文書決定の翌日に松野氏と会うことの意味について米大使を質すべきだ。たとえ答えがノーコメントであろうと、「問いにノーコメントと答えたことを伝える」ことが最低限のメディアの責務だ。

こんな腰が引け、読者をなめ切った思考停止のメディアはもう退場するしかない。いやでも間もなく淘汰されていくことだろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

鉄道好きとして知られる米国のエマニュエル駐日大使は17日、松野博一官房長官の案内で千葉県市原市を拠点とするローカル線「小湊鉄道」に乗車した。両氏が10月下旬に東京都内で会食した際、松野氏が小湊鉄道の写真集をプレゼントしたのがきっかけで、エマニュエル氏が「実際に乗ってみたい」と希望し、実現した。

 エマニュエル氏は鉄道に乗って楽しむ「乗り鉄」として知られ、日本国内の鉄道に乗車したことをツイッターに投稿している。市原市は松野氏の地元。2人は車窓の田園風景を眺めながら、五井―上総鶴舞間の約40分間の旅を楽しんだ。【共同通信】