批判抑圧、監視社会は出来上がっているー昭恵・トランプ会合記事から

このプログを開設して間もなく5年。世界は間違いなく監視社会化している。12月16日に「トランプ、安倍夫人に元首相の暗殺背景を語る?? あえて就任前に実行」を掲載すると翌日のアクセス(訪問者)は前日の約3倍となり600に達した。総閲覧(View)は約3000と過去トップ10入りするほどだった。

ところが続いて「イーロン・マスクのトランプ夕食会同席」をはじめ3本の続報記事を掲載すると日々着実に訪問者は減少。昨22日からは数時間訪問者ゼロという異常事態がまた始まった。「また」というのは過去にも「監視者」にとって封殺すべき記事が登場すると同じ凍結現象が起きているからだ。本ブログを管理している会社のテクニシャンも「技術的には可能」と言っている。本日は午前9時になるのに通常に比べゼロ状態でフリーズしたままだ。

逆に言えば、「監視者」にとって好ましいデジタル記事はより多くの人がアクセスできるよう配慮されるということだ。これは新たな言論抑圧・封殺であり、デジタル版を持つ出版社はとりわけこのことに敏感になる。監視に気づき委縮してますます体制に順応になる。今やすべてのメディアが大勢順応となり、言論のファッショ化が進んでいる。「陰謀論では?」は編集者の委縮の象徴となった。

ITは言論空間をかつてなく広げたかに見えた。しかし、事態はとんでもない方向に向かっている。

本ブログは英語のほか独語、中国語、ロシア語でも記事掲載している。通常メディアと異なり、露骨で無用な中露体制批判を行わないので、中国語、ロシア語版は望外の数のアクセスを得ている。

最終的には活字で自費出版するしかない。フリーランスの強みは無料購読してもらえることだ。誰を忖度することなく他者の人権を尊重しつつ自由に書ける。それができて初めて言論の自由が担保される。