Yasuo Kaji(加治康男)
1948年9月、福岡県北九州市(旧小倉市)生まれ。1975年3月、一橋大学 大学院 社会学研究科修士課程修了。1975年4月、社団法人 共同通信社 入社。熊本支局、大阪支社社会部、東京本社経済部などを経て1994年8月同社を依願退職。1995年10月まで米国に滞在し、その後、主としてフィリピン(ミンダナオ島)、マレーシア(ボルネオ領)を拠点に、東南アジアでの米軍や米諜報機関及びイスラムテロリスト・反政府武装勢力の動向を追い続け、2007年7月に帰国した。2000年代は沖縄県紙・琉球新報に依頼され、在日米軍再編とフィリピンへの米軍回帰の絡む動きを特約通信員としてレポート。帰国後は岩波書店の月刊誌「世界」にこの動きを随時寄稿した。このホームページは退社以降の記者活動を集大成するのが目的。ブログタイトルを「Press Activity 1995~」としたのはこのためだ。約20年に及ぶ共同通信社在職期間中、既成メディアの体質は受忍限度をはるかに超えてしまった。依願退職した後、主流メディアが注目することのない、イスラム分離独立派武装集団との内戦で荒廃した、東南アジア辺境の極貧の地に身を投じた。それは自身の「下放」であった。保護され尽くした大マスコミをスピンアウトしての15年に及ぶ第三世界での体験は、世界観と価値観の大転換を余儀なくさせた。日本の既成メディアの体質はブログ掲載記事を通じて徹底批判する。公開記事は無料を原則としている。機会をみて取材費のカンパを訴えられればと考えている。